秘密証書遺言

はじめに 「秘密証書遺言」はあまり聞きなじみがないと思いますが、実は私も相続の仕事にかかわってからまだ一度もお目にかかったことがありません。自筆証書よりも手間や費用がかかる、記載に不備があると無効になるなどの確実性に欠け …

異母兄弟・異父兄弟がいるとき

前妻の子も相続できます 以前離婚した配偶者との間に子供がおり、現在の配偶者との間にも子供がいる。特に珍しいことではないかと思います。異母兄弟・異父兄弟(半血兄弟と言います)にも相続権はあるのですが、「親が亡くなった場合」 …

相続放棄のできる期間

  はじめに 相続放棄は、いつでも好きな時にできるわけではありません。原則は「自己のために相続のあったことを知ってから三か月以内」です。この期間内に裁判所で手続きをしなければ、放棄はできなくなってしまいます。  …

相続人の一人が認知症だったとき

認知症の相続人は遺産分割できるのか? 相続人の中に認知症の方がいた場合、遺産分割協議はできません。認知症の方は意思能力がないとされ法律行為を単独で行うことができないからです。とはいえ発生した相続をそのまま放置するわけにも …

相続関係説明図とは?~作っておくと便利な相続関係が一目でわかる書類~

はじめに 相続手続きを行う際に作っておくと便利な書類として、相続関係説明図があります。これは戸籍に記載されている情報をもとに家系図のように相続関係を図面化したもので、主に不動産の相続登記の時などに用います。手続きにおいて …

相続が発生した際の年金手続き

はじめに 相続が発生すると、亡くなった方の権利や義務が包括的に相続人に承継されることになります。では、亡くなった方が年金を受給していた場合に、受給する権利も承継することができるのでしょうか。また年金に関する相続手続きはど …

動産の評価はどのようにされるのか

はじめに 相続財産として代表的なものは不動産や預貯金・株式等の金融資産ですが、動産についても相続財産として数えられ相続税の課税対象となるものがあります。資産価値について、不動産を例に挙げると固定資産課税明細書や固定資産評 …

最低限相続できる「遺留分」とは?

遺留分とは 遺留分とは、一定の相続人に保証された、最低限相続できる相続分です。たとえ「愛人に全て遺贈する」という内容の遺言書があったとしても、配偶者や子供の相続分は保証されます。 遺留分には、残された遺族の生活を保障する …

相続財産に株式・国債・投資信託などが含まれていたとき

はじめに 相続財産としてよく知られているのが不動産や預貯金ですが、亡くなった方が保有していた株式や国債、運用していた投資信託も相続財産となります。不動産や預貯金も手続きに時間を要しますが、株式・国債・投資信託についても手 …

エンディングノートとは?法的効力はあるの?

エンディングノートとは? エンディングノートは、自分の死後または終末期における希望について記しておくものです。財産について、ペットについて、延命治療について、お墓について…など、自分の状況や希望を細かく記しておくことがで …

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